導入事例一覧
集客機能で新規顧客を「営業せずに」50件獲得。報告書の作成もCAREECON Plusの施工管理機能で大幅に効率化
2022年12月19日
有限会社 新田防災
所在地
千葉県千葉市
業種
消防設備設計・設置工事、保守点検
目的
・新規顧客の獲得・業務効率化
課題
営業らしい営業ができていなかった 現場情報の社内共有が属人的で非効率だった 報告書作成が業務の負担になっていた
効果

・毎月50件のお問い合わせを獲得

・現場情報をクラウドで共有することで、遠隔対応が可能になった

・報告書作成業務の効率が大幅に上がり、他の業務に充てられるようになった

千葉県千葉市を拠点として、消防設備の設計・設置・保守点検を請け負っている、有限会社新田防災。20年以上事業を続けている中で、工事を手がけた顧客の数も多い。

現場で作業を行う職人が3人である同社では、情報が属人的となっていた。職人同士で情報共有をするために、CAREECON Plus の施工管理機能を導入したところ、顧客対応にも大きく役立っているという。一体どのような理由なのだろうか。同社の取り組みとツール導入の成果について追ってみた。

建物に合わせて、消防設備の設計や設置など行なう

同社では、消防設備の設計・設置・保守点検を手がけている。万が一火災が発生した時に、消防設備の不備があっては使用者に危険が伴うため、同社の仕事は人の命を守る仕事といえる。

消防設備は、建物の規模や用途に合わせて設置しなくてはならないため、建物の図面に合わせて消防設備の設計を行う。工事の施工後、設備を設置する。設置後には、建物の関係者による定期的な点検や結果報告が必須だ。

設備の設置後に、消防署へ提出する書類の作成も、同社の重要な仕事である。消防法により、消防設備の設置・点検などが細かく規定されており、法に沿った対応が求められている。

営業不在でも、CAREECON 集客経由で毎月50件のお問い合わせが発生

代々続く工事会社で、古くからの付き合いや紹介で何の問題もなく仕事は回っていた、と新田代表。ゆえに、営業らしい営業はしてこなかったそう。一方で、新規顧客がほとんど獲得できていないことに、一抹の不安を抱えていたのも事実だった。

そこで先代社長は「営業マン1人雇うよりも安い」ということで、集客に比重を置き、SEOにも強い「CAREECON 集客」によるコーポレートサイト制作と広告運用をブラニューに依頼。結果、営業担当不在にも関わらず、毎月50件の工事のお問い合わせを獲得するまでに至った。

CAREECON施工管理の導入で、現場情報の共有や誤動作への対応が容易に

「おかげさまで、めちゃめちゃ忙しいんですよ」と代表が語るように、工事依頼は爆発的に増えた。一方、同社が現場で対応できる職人は3人。消防設備工事という人命に関わる業種柄、資格取得のハードルも、従業員を増やしにくい一因となっている。

増え続ける現場を、施工の質を維持しながらどう効率よく3人で回していくか――。いつしか、これが同社の課題となっていた。

そこで代表は、ブラニューの施工管理アプリ「CAREECON Plus」の導入を決意。職人3人それぞれが属人的に持っていた現場情報や写真をクラウドで共有できたことで、顧客対応がスムーズになったという。

たとえば、アプリの中に操作盤の写真が確認できることから、誤動作が起こった時、誰でもすぐに顧客へ遠隔指示できるようになった。その場で現場へ急行するケースも減り、大幅な負担軽減になった。また報告書の作成業務も、導入前は事務所に戻ってから行なっていたが、導入後は現場でスマホから直接アップロード可能に。このため、作成だけでも20分から30分の作業時間短縮が可能となったそう。

顧客に的確な判断や提案を行ない、信頼される会社として成長したい

同社は、現場で作業できる職人が3人という状況で、CAREECON Plus の施工管理機能の導入により業務効率化を実現させた。なかでも事業に大きく貢献したのは、設備情報をアプリに保存することで、顧客への対応がスムーズにできるようになったことだ。

顧客側は、消防設備の使い方に慣れていないケースがほとんどであり、誤作動が発生するとパニックに陥ることもある。今回のケースのように、設置する業者側が、設備に合った対処方法を顧客へ即座に指示できると、顧客は業者に対して大きな安心感と信頼感を抱く。

今後は、CAREECON Plus の施工管理機能に入力した情報を基に、設備の交換時期や修繕などの判断や提案を、迅速かつ的確に行なっていきたいと、代表は先を見据えている。人間の記憶は曖昧であり、属人化していると曖昧になっていることに気づかない場合もあるだろう。施工履歴がアプリに残っていると、記憶間違いを確実に防げるのだ。

有限会社新田防災では、消防設備の適切な設置および保守点検により、人々の防災意識を高め、防災知識を広めることに貢献している。今後も、着実な取り組みを続け、安全な生活を守っていく。

有限会社 新田防災
所在地
千葉県千葉市
業種
消防設備設計・設置工事、保守点検
目的
・新規顧客の獲得・業務効率化
課題
営業らしい営業ができていなかった 現場情報の社内共有が属人的で非効率だった 報告書作成が業務の負担になっていた
効果

・毎月50件のお問い合わせを獲得

・現場情報をクラウドで共有することで、遠隔対応が可能になった

・報告書作成業務の効率が大幅に上がり、他の業務に充てられるようになった