導入事例一覧
CAREECON Plus 施工管理機能で情報共有と現場確認の手間を削減し、大幅な業務効率化を実現
2022年12月15日
有限会社 マツモト工業
所在地
福島県郡山市
業種
空調工事、給排水工事、タイル工事、左官工事
目的
・業務効率化
課題
・工事履歴の管理ができていなかった ・言った言わないの問題が発生していた ・紙のやりとりによる情報漏洩リスクが気がかりだった
効果

情報情報共有の効率化

情報漏洩リスクの排除

福島県郡山市で管工事や左官工事などを展開している、有限会社マツモト工業。業務多忙によって工事履歴の管理がおざなりになり、社内での意思疎通もうまくいかなかった。さらに、紙でのやり取りによる情報漏洩リスクにも懸念を抱いていたそう。

この状況を回避すべく、2021年に施工管理アプリ「CAREECON Plus」施工管理機能を導入したところ、大幅な業務効率化につながった。具体的に、どのような効率化を実現したのだろうか。同社の取り組みを振り返ってみよう。

老舗の左官タイル工事会社が、現在では空調工事や管工事も手がける

同社は、先々代から続く左官タイル工事会社であった。現在では、左官工事に加え、空調工事や上下水道などの管工事も手がけている。

仕事の割合が最も多いのは管工事である。7割が公共施設や民間の老人ホーム・商業施設などの仕事で、3割が一般住宅だという。新築・改修だけでなく、点検・メンテナンスも対応可能とのことだ。

下請けとして施工をしている会社であり、50年以上という長い経験を生かし、顧客が快適に過ごせる空間づくりを心がけている。モットーは「見えないからこそ丁寧に」。配管は見えないところに設置されており、修繕工事には費用がかかる。顧客が満足する施工を提供できるよう、隅々まで丁寧な作業を施す姿勢が、地域の支持を受けているのだ。

おざなりになっていた工事の履歴管理が、「CAREECON Plus」施工管理機能の導入で改善された

同社の課題は、工事履歴がきちんと管理できていないことであった。この傾向は、特に中小規模の現場で顕著に表れていたのだ。本来は、きちんと整理して残さなければいけないが、日々の業務に追われ手が回らなかったという。

履歴管理ができていないことで特に困ったのは、工事完了後に排水管が詰まるというクレームを受けた時であった。この時は、施工中に撮影した写真が出てきたため、事なきを得たが、写真がなければ100万円単位で工事費を負担するところだったのだ。

クレーム発生後、工事履歴を保存する重要さを再認識した同社は、工事中の写真を保存できる施工管理アプリの導入を決断した。ブラニューが提供しているこのアプリでは、施工現場で撮影した写真の整理や、画像を挿入した報告書の作成などが可能だ。共有機能により、社員全員がスマートフォンですぐにチェックできることも、大きなメリットである。

CAREECON Plus の施工管理の導入により、同社では現場ごとにフォルダーを作成し、施行する職員が変わってもすぐに写真がアップできるようになった。加えて、現場の職人と承認図(メーカーが作成した、設備や器具などの図面)をアプリで共有でき、円滑なコミュニケーションや作業時間の短縮にも役立っている。

外注にもCAREECON Plus の施工管理機能の活用を勧め、全ての職人にアプリを使ってもらいたい

代表と係長は、CAREECON Plus の施工管理機能の導入による効果を強く感じ、現在では同社の社員全員へ普及させるまでに至った。アプリを通して現場の状況が確認できるため、他の業務に時間を充てられるようになったそう。年配の社員も、最低限の機能から徐々に慣れていき、写真のアップもできるようになったという。

社内では、掲示板機能の活用により、作業日報の入力や休日出勤・休日届もアプリで対応しているそうだ。言った・言わないというやりとりもなくなり、作業効率化に役立っている。

一方で、外注の職人は、CAREECON Plus の施工管理機能の導入に対して高いハードルを感じており、URLの送信で対応している。ゆくゆくは外注先にもこのアプリを活用してもらい、スムーズな情報共有ができるよう、話を進めているそうだ。

CAREECON Plus の施工管理機能の導入により、同社は建設業がテクノロジーを活用する重要さを再認識したという。暮らしの中にテクノロジーが定着している時代に、建設業だけが昔ながらのままでいるのではなく、時代に合ったやり方を取り入れることが重要である。今後もCAREECON Plus の施工管理機能を活用し、業務をスムーズに進められるよう取り組んでいきたいと、意気込みを語ってくれた。

有限会社 マツモト工業
所在地
福島県郡山市
業種
空調工事、給排水工事、タイル工事、左官工事
目的
・業務効率化
課題
・工事履歴の管理ができていなかった ・言った言わないの問題が発生していた ・紙のやりとりによる情報漏洩リスクが気がかりだった
効果

情報情報共有の効率化

情報漏洩リスクの排除